意外と知らない“疲れ”を倍増させる3つの事

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○ 糖分摂取は疲れを倍増させる!?

疲れた時には甘いもの!とついたくさん摂りすぎてしまいがちですが、実は疲労回復に甘いものがいいとは限らないのです。確かに、血糖値が下がることで集中力が下がり体がだるくなることはありますが、だからと言って糖分を摂りすぎてしまうと、血糖値が上がってしまい逆に脳から上がりすぎた血糖値を元に戻すため、すい臓から大量のインスリンが分泌されることになります。これによって低血糖となり、疲れが取れにくくなる減少が生じてしまうのです。

また、甘いものを消化するためにはビタミンB群が必要となるのですが、このビタミンB群は疲労回復に欠かせない成分なので、甘いものを取ることが疲労回復の妨げになってしまうということなのです。

○ 日曜日の寝ダメはかえって体のサイクルが狂う!?

「毎日残業続きで睡眠不足だから、休みの日はたっぷり寝だめをする」といった人もいるかと思いますが、これも疲労回復には逆効果です。休みの日に何もせずただごろごろしたり寝続けていると、血行が悪くなって疲れが増してしまう結果となります。また、昼間ずっと寝ていると夜寝つきが悪くなって、翌朝もすっきりと起きられないといった弊害も出てきます。

特に、日曜日に朝遅くまで寝ていると、体内時計が狂ってしまうので夜なかなか眠れず月曜の朝から寝不足で1週間をスタートしなければならないという悪循環に陥ってしまうのです。もし必要であれば、15~20分くらいのお昼寝程度にとどめておき、睡眠時間を一定に保つように心がけましょう。

○ 栄養ドリンクを飲みまくると…

疲労回復と言えば栄養ドリンク、とばかりに何本もガブガブ飲んでしまうのは疲労回復には逆効果です。というのも、栄養ドリンクは一時的には回復した気になるものの根本的な解決方法ではないためです。また、栄養ドリンク自体に糖分がかなり含まれているものが多く、これを多量に摂取すると糖分の取りすぎによる疲労が取れにくくなってしまうのです。

さらにカフェインなどが入っている栄養ドリンクでは、コーヒーと同じように覚醒作用があるので緊張状態が続いてしまい、本来疲れを取るために休息しなければならないタイミングを緊張状態え過ごしてしまうので、なかなか疲れが取れないという負のスパイラルに陥りかねないのです。このため飲料には注意が必要です。

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